嗚呼、懐かしき

弟が学校から帰ってくるなり、

「標準偏差とかって分かる？」

と聞いてきた。



私が、「・・・母集団平均とかやろ？ガウス分布とか・・・統計学の」と言ったら、
「そう！それ！」と言って、目を輝かせ、


「教えて！」


と言ってきた。
・・・妹（高校生）の数学とか化学とか、みてきましたが・・・。
弟（大学生）の統計学もみろと・・・。

「・・・思い出しながらやから、時間掛かるかもやで？」と私。
「大丈夫。授業で全く分からんから、分かるとこだけで良いから教えて」と弟。

話によると、正規分布の表を渡されて、先生に突き放されるような授業を受けたんだとか、周囲にも分かったという人がいないんだとか・・・。


・・・仕方ないな・・・と「数理統計学」の教本を自室の本棚から取り出しました。



この教本使ったのっていつだっけとか、思い出してたんですが。
このブログに記録が残ってました。
2年前に私が勉強した事なんですね。
いかんいかん。忘却の彼方に追いやってました。

とりあえず関連ページを開いて、「ちょっと読んでみ？」と弟の前では誤魔化しつつ、その間に必死に「母集団平均」と「標準偏差」が何者であるかを思い出してました。


・・・で、三問あるうちの一問を解いて、面目を保った訳なんですが。
（思い出したので、残り二問も解けたんですが、答えを教える訳にはいかないので、あとの二問は秘密にしてます。）


しかし、まさか大学の問題を質問に来るとは思わなかった。
・・・あいつがまだ一年だから良かったようなものの・・・怖いですね・・・。
今後も質問に来られたら答えれるかどうか・・・あわわ・・・。


専門分野が違うから大丈夫・・・かなぁ・・・。



そして静かに「数理統計学」の教本は本棚の元の位置に帰って行きました。
・・・次に開くのはいつだろう・・・。